学童クラブ廃止に関する書類と格闘

学童クラブ廃止に関する書類と格闘





今日も終日板橋区の予算書と格闘。早く結論を導きださねば。「学童クラブ廃止は板橋区の予算削減として本当に効果的なのか?」がテーマである。 via web
2013.12.14 18:03


おかしい。板橋区議会一般質問の議事録を何度読み返しても「学童廃止」「新あいキッズ」問題を質問した議員はこの問題を理解していて、保護者住民の不安を訴えている。全ての会派がだ。それだったら何故役所が勝手に出してきた議案を否決しないのだろうか。役人に弱みでも握られているのだろうか? via web
2013.12.14 21:39


もう一度東京都の「学童クラブ事業(放課後児童健全育成事業)実施要綱」と「放課後子ども教室推進事業実施要綱」を読み比べてみる。国の『放課後子どもプラン』の意義を、板橋区が勘違いをして捉えている可能性がある。意図的かもしれないが。 via web
2013.12.15 00:37

板橋区では赤塚の愛和保育園さんが民間学童クラブとして東京都の「都型学童クラブ事業」の補助金を受けて土曜日も学童を運営。今年度から補助金は出ていない。区の説明では当該施設改築により募集を停止したということであった。補助金の額の問題もあろうが区はこの事業を廃止すべきでなかった。 via web
2013.12.15 00:51

板橋区はH25年5月現在の学童クラブ待機児童数は約1%である。この数字をゼロにしたいための新たな制度設計が「学童クラブ廃止」なのだから、ある意味発想の転換である。そもそも学童クラブという福祉事業が無ければ待機数など関係ないのだ、ということだろう。 via web
2013.12.15 01:27

小学校のスクールカウンセラーをやっていた時に、学童クラブの指導員の方々と虐待のケースで連携していたことを思い出した。東京都の「学童クラブ実施要綱」にも「児童虐待の早期発見に努め」とあるように、学童クラブが学校以外の『生活の場』だからこそ虐待が分かることが多かったのだ。 via web
2013.12.15 01:54



「東京都放課後子供プラン実施要綱」を見ると、やはり「放課後子供教室」と「学童クラブ」を「一体的あるいは連携して実施する放課後対策を推進」せよとある。そして「学童クラブの対象児童に対しては現行水準と同様のサービス、サービスの質の向上」として配慮すべしと。もちろん生活の場も確保と。 via web
2013.12.15 02:17

自治体でコスト削減の効果を評価するのであれば、まず何を効果とするのか決めなければならないだろう。本件の場合は「待機児童の解消」ということか。しかし、評価する対象となる事業そのものを消滅させて(学童廃止)コストカットした荒業を評価する場合、きっと住民の効用は入っていない。 via web
2013.12.15 02:46

ここでひとつの疑問が解けた。板橋区の「学童クラブ廃止」は、あくまで行政内部向けのスクラップ・ビルドなのだ。住民の便益なども検討せず、その効用を評価する気なども無い。区の行政評価にその視点が欠けているため、いったい誰の為の経費削減なのかわけがわからなくなっている状態なのだ。 via web
2013.12.15 03:03

板橋区ばかりを責めるわけにもいかない。そもそも国の施策である「放課後子どもプラン」もそもそも縦割りが厳密である中央行政の、文科省厚労省それぞれの子どもの施策を力技で一体化させてみよう、という無茶なプランに補助金などつけたから地方が右往左往しているわけなのだ。 via web
2013.12.15 03:12


行政評価の手法の問題が大きい。そこにトリックがあったのだ。 via web
2013.12.15 03:41