学童クラブ存続のための請願書

学童クラブ存続のための請願書





板橋区学童クラブの問題に関する記事を書いていた。これまで慣れ親しんきた「学童クラブ」を子育て世代の住民の訴えを無視して勝手に廃止する愚行に対して物申した。言いたいことは、いったい誰のための事業なのか、ということだけだ。役所からの受け売りを信じて賛成する議員にも今後言及したい。 via web
2013.11.19 15:39

区議会というものは住民自治のための制度をよりよいものとするための場であると思っている。議員たるものが、自ら議論も検討も調査もせずに、役人からの資料を鵜呑みにして言いなりになっていていいものか。それでは議員定数や議員報酬の削減が叫ばれても仕方がないだろう。 via web
2013.11.19 15:46

先ほど板橋区議会へ請願書を提出した。区の学童クラブ廃止反対と議会による調査検討の要請をするものだ。学童クラブに関する陳情・請願は私が出したものだけだそうだ。多分12月4日の文教児童委員会に付託されるだろう。残念ながら廃止議案の審議の後に陳情・請願の審議となるそうだがどうなるか。 via Twitter for Android
2013.11.20 18:48

板橋区学童クラブに関する請願書は12月4日の文教児童委員会に付託されると思うが、署名はそれまでに提出すればいいということ。可能な限り集めてみようと思う。署名をしてもいいという住民の方がいらしたらご連絡下さい。 via web
2013.11.21 00:40

私が昨日板橋区議会に提出した請願書をTwitlongerへ投稿しましたので、関心のある方はご覧ください。『学童クラブ廃止を目的とした「新あいキッズ」事業の見直しのための、区議会による調査・検討に関する請願』twitlonger.com/show/n_1rs0grb via web
2013.11.21 09:29


「学童クラブ廃止を目的とした「新あいキッズ」事業の見直しのための、区議会による調査・検討に関する請願」

【請願 要旨】
「あいキッズ」事業の見直しが突如利用者である保護者の耳に入ってきた。
区では既存の「学童クラブ」廃止に向け、平成21年度から「学童クラブ」と「放課後子ども教室」を一体的に運営する放課後対策事業として「あいキッズ」を順次小学校で展開してきた。この現在までの「あいキッズ」では、「学童クラブ」の形態を残しながら、学童登録をしていない全児童を対象にした交流の場を提供している。区内小学校53校のうち33校の約6割が現「あいキッズ」の制度で運営されている。
 まず、この現制度から新制度への移行について、利用者である保護者に知らせないまま制度改定を進めようとしていたことに区民は驚いている。新制度では長年慣れ親しんできた「学童クラブ」が廃止される。児童福祉法第6条の3の2に基づく学童クラブ事業(放課後児童健全育成事業)を廃止するメリットが区にあるとは思えない。
 さらに、文部科学事業の「放課後子ども教室」の補助金においては、永続的ではないプロジェクト予算であることがわかっている。そのためプロジェクトの変更や中止となった場合にどのように区は対応するつもりでいるのかも検討されていない。
 そして、子どもの安全の問題である。全児童対象となるため十分な人材の確保や配置が行われるのかが不明である。区や学校は委託先の運営にどこまで関与できるのか、安全面での対策はどのようにはかられるのか、万が一の時の対処と責任の所在はどこにあるのかなど、現状では明確ではない。制度変更するならばこの危機管理の部分はしっかりと規定すべきてあろう。

 以上のことから、
一、「新あいキッズ」事業の強行実施をしないように強く要望する
二、板橋区は拙速に「学童クラブ」を廃止しないように善処するよう保護者に伝え、安心させてほしい
三、「新あいキッズ」事業の、区議会による十分な調査・検討を行うことを要請する

【請願 理由】
 突然の新制度への移行について、利用者である保護者への説明が全くされていない。保護者が知りたいのは何故拙速に新制度への移行と学童クラブ廃止をするのか、その理由の説明である。
 所管の教育委員会事務局学校地域連携担当課の説明によると、(1)運営プログラム上(2)活動拠点上(3)登録・参加上、以上3点の課題が制度改定の理由ということである。しかし、この3点の課題がいったいどこから(誰から)出たものなのかはっきりせず、(3)登録・参加上においては、新制度になったとしても“オプションタイム”を利用すれば結局区分は2つになり、就労している保護者の手続き自体は現状と全く変わらないことが明らかである。
 あたかも子ども達や保護者のためといいながら、これまで学童クラブを利用してきた保護者の要望がどこに入っているのかわからない。
 さらに国の「放課後子どもプラン」についての詳細な内容を理解していないのではないかと思われるような担当課からの説明が目立った。これで保護者に安心してほしいというのには無理があるのではと考える。
 事業案と条例案を上程する、教育委員会事務局学校地域連携担当課においては、子どもの安全・命がかかっている事業であるということを念頭におき、「あいキッズ」は誰のための事業なのかをもう一度考え直してもらいたい。

 以上が本請願に至った理由である。

請願者 橋本久美
紹介議員 長瀬達也議員

板橋区議会議長 茂野 善之 様

http://www.twitlonger.com/show/n_1rs0grb



『政治山』ウェブサイトに私のレポートを掲載していただきました。この学童クラブ問題の経緯を保護者視点でまとめました。→【寄稿】板橋区の学童クラブ廃止のゆくえ〜小1女児を持つ母から seijiyama.jp/article/news/2… @seijiyama_newsさんから via Tweet Button
2013.11.21 10:11


【政治山NEWS】

【寄稿】板橋区の学童クラブ廃止のゆくえ〜小1女児を持つ母から
(2013/11/21 元豊島区議会議員 橋本久美氏)

現在、東京都板橋区は、従来の学童保育から、新しい保育制度「新あいキッズ」への移行を進めていますが、「このままでは学童保育機能が維持されない」として、保護者を中心に不安の声が挙がっています。国は新しい子育て支援制度の2年後の開始に向け、学童保育の充実を盛り込んだ基準作りを進めています。こうしたなかでの板橋区の動きについて、板橋区民で、小学校1年生の子供を持つ母の立場から、元豊島区議の橋本久美氏に寄稿いただきました。

http://seijiyama.jp/article/news/20131121-001.html (本文はリンクから〜)


さて、署名を集めてこよう。議会請願の審議が終わっても学童クラブ廃止問題は言及していくつもりだ。区の勝手な制度変更が保護者住民としてどうしても許せない。地方自治は住民がつくり住民のためでなければならない。役所の職員が上から押し付けるものではないだろう。 via web
2013.11.21 10:22

それにしても、先日板橋区内で学童クラブ廃止問題の集会を行った団体やさらにデモを行った団体が、何故議会に陳情・請願をしないのか疑問である。無駄だと思ったのだろうか。それとも役所の言い分に納得したのか。ほうぼうから声を上げて運動したほうがいいのにと思うのだが。 via web
2013.11.21 11:13



(撮影・山崎行太郎氏)


構成責任 片田清志 @katadakiyoshi