橋本久美 in議事堂正門前 文字起こし(フルバージョン完全版)

今月21日に行われました、橋本久美・議事堂前ゲリラ・アクションの動画と文字起こし版の「完全版」を公開します。


http://www.youtube.com/watch?v=3nER6HKwEOk&feature=youtu.be


橋本久美アクション@国会議事堂前20121221http://www.youtube.com/watch?v=3nER6HKwEOk&feature=youtu.be

パート1  00:00〜14:20までの第一幕

え〜、私たちはこのたび、「国民の生活が第一」と言う旗の下に集まった、原発を絶対に再稼動させない
原発を何が何でも再稼働させないという、その思いを持って立ち上がった「国民の生活が第一」と言う人間である!

我々は、この「国民の生活が第一」と言う旗の下に集まって、今回の選挙戦を戦ったんだ!

(観衆・そうだ〜!) 

我々はこの、脱原発・そして原発反対と言う、この行動を
「遊び」で終わらせるわけには行かね〜んだよ! 

(そ〜だ〜!)
我々は、私たちの生活をかけて
そして私たちの命をかけて、この戦いに挑んだんだ〜!

(そ〜だ〜!)
この活動を、政治運動と、政治行動と
かけ離れて置くわけには行かないんだ!

(そ〜だ〜!)
脱原発脱原発運動は、脱原発行動は
国民行動ではなくてはいけないんだ!
(そ〜だ〜!)
そのために今回の選挙があった。今回の選挙があったんだ!
我々はこの国会議事堂前で、新たに誓う! 原発を、ひとつたりとも動かす訳には行かない!

(そ〜だ〜!)
私たちは、この原発反対運動を
国民運動にしなくてはいけないそして、政治運動に持っていかなくてはいけないんだ!

(そのと〜り!)
本当にそのくらいの気概を持った人間が、この場にいるのか〜!
自分たちの生活をかけて、原発反対運動をしていく、その心意気を持った人間がこの場にいるのか〜!

この原発・・・ (フィルムつなげ中)

デモ行動にだけにしておくわけには行かないんだ〜!

(そだ〜!)
私たちは子どもたちのために、そしてこのニッポンのために、何が何でも命を懸けて、何としてでもこの自民党政権・・・

(フィルムつなげ中)

その気概のあるものは、この私たちの旗の下に集まってきてそして私たちと共に、戦わなくてはいけないんではないでしょうか、皆さん! 戦わなくてはいけないんじゃないでしょうか皆さん! 

(聞け〜!)
戦う必要がありませんか皆さん! 原発反対運動を、このままただのムーヴメントに終わらせる訳には行かないんだ! 私たちは、この日本を、本当にこの国を・・・

(フィルムつなげ中)

この国会、国会議事堂を、私たち国民の、私たち住民のための、国会議事堂にしなくてはならないんだ!

(そだ〜!)
あなたたちは、本当にこの日本を、救う気があるんですか! もし、私たちの、この叫び声が聞こえるのであらば、この原発反対運動は、政治運動にしなければならない!

(そのと〜り!)
日本国民は、原発を受け入れてはならないんだ!
(そだ〜!)
私たちは、命懸けでこの選挙戦を戦ったかにもかかわらず、原発反対運動は全く浸透しなかった! 此れは一体、どう言う事なんだ! この選挙戦の前に散々行った、この原発国民行動を、これが多くの国民に響いていなかった。それが、あからさまに分った選挙戦だ。しかしそれは、ここで終わらせるわけには行かないんだ! 私たちの運動は、私たちの国民行動は、これから命懸けでやって行かなくてはならない!

(そうだ〜
この国会議事堂を、我々の象徴の国会議事堂を
自民党政権のものにしておく訳には行かないんだ〜!
(そうだ〜! その通り!)

選挙戦の最後の日、12月14日、小沢一郎は言った。「この原発運動は、国民の下に響いていないそして、マスコミによってかき消されたのがこの原発反対運動なんだ」 私たちは、この行動をこの運動をマスメディアに黙殺されて、そしてどの町でも「反原発脱原発」という言葉が、全くと言っていいほど浸透しなかった。

これを事実と受け止めて、次に私たちは何をすればいいんだ! みなさん、原発反対、私たちと原発を片っ端から壊滅させる、この国から原発を止める、その新たな国民運動をしなければ、私たち国民の生活は、もう真っ暗闇なんだ!

(そうだ!)
今回わたしたちは小沢一郎と共に、命懸けで戦ったんだ! それをとやかく言うものは絶対に許さない、そして、これからもこの運動はとめることもなくそして私たちは、「国民の生活が第一」と言う小沢一郎の理念と共に、そしてこの日本を救おう、本当にこの日本を救うと言う私たち日本のために、当たり前の、当たり前の政治を行っていく、それがこの旗の下に集まっている我々がいま皆さんに訴えたいことは、当たり前の政治こそ命を守る、そして私たちの生活を守る、こんな当たり前のことがこの国では行われてこなかったんだ!

そしてこの国会でも、26日から臨時国会が始まるこの国会で、本当に私たちの生活を、本当に私たちの命を守るその当たり前の政治が行われると皆さん思いますか? 当たり前の政治が行われない国会なんて、そんなもの国会ではない!
(そだ〜!)
私たちは、本当に私たちの声を届けるものを、それを選び出すのが今回の選挙だったはずだ。原発は要らないと言う国民の大多数の声が、なんで届かなかったのだ〜!

(マスコミが悪いんだ〜!)
マスコミも悪い、だけどそのマスコミを生かしているのは誰なんだ! 一部の資本家か? 違うだろ! 小沢さんが間違えたかどうか、それを私は聞きたい。小沢一郎に聞きたい。本当にあなたは何をしたかったのか。私たちはいつまでも小沢の声明を待つ、メッセージを待つしかし、だからと言っていつまでも待つ訳には行かないんだ。

私たちはまだ若い、動けるものが動く。そんな当たり前のことをしていかなければならないんだ! 動けるものが動き、ダメなことはダメといい、嫌な事は嫌という、当たり前のことを言える国にしなければいけない。

私たちみんなが繋がり合わなければいけないのに
選挙によって分断されたんだ! これが今回の選挙の総括なんだ!
私たちの原発運動は、今回の選挙でまさしく分断されたんだ。これをみんなが一人々が自覚して、これから戦っていかなくてはいけない。今まさにこの原発で、戦いが始まろうとしています。

これは終わったのではありません、戦いの始まりが、年を明けて私たちの戦いが新しく始まろうとしているのです皆さん。私たちは、何としてでも「国民の生活が第一」という当たり前の、当たり前の政治そして、私たち国民の生活を守るために私たちひとりひとりが立ち上がって、繋がりあって、分断工作に惑わされることなく、私たちの頭で私たちが情報を集めて、そしてみんなでその情報を共有する。みんなでこの日本を立ち直らせていかないと、この日本の未来は真っ暗闇になってしまう、それを私は皆さん方に訴えたいだけなんです!

このまままでこの国を、このままでこの日本を、放っておくわけにはいかないんです。私たちは子どもたちのために、そして私たちが生まれ育ったこの日本のために、何をやるべきか何をすべきか、私たち日本人がこのままで終わっていいんでしょうか? この国会議事堂を、自民党と言うやからに、このまま占拠させておいていいんでしょうか!

(いい訳がな〜い!)
私たちが、今この場で今これだけの人がいる中で、どれだけの人がこの自民党政権に不安を持っているか、本当にいま、どれだけの人が自民党政権を不安に思っているかそれが知りたい。まさかこのままで済むと思っているわけはないでしょう!
このままで本当に済むと本当に思っているんですか?
自民党が我々をこのままにしておく訳がないでしょう皆さん! あっちだってねえ、命懸けなんですよ。自民党だって命がけなんだし私たちだって命懸けなんですよ。私たちだけが選挙に負けたからといって、のんべんだらりと寝転んで、泣き寝入りして家に閉じこもっているわけにはいかないんです!

(そうだ〜!)
自民党だって命懸けなんです。彼らだって、この選挙に負けたらただの人なんだ。誰だってこの選挙に負けたらただの人なんです、だけど負けた後にどれだけ踏ん張れるかそれがこれからの勝負なんです。私たちは、絶対に絶対に負けない。それだけは今皆さんに伝える。ありがとうございました! 東京11区、未来の党橋本久美でした!
ありがとうございました!
(歓声)

(前半終了)


後半① 14:30〜19:34

思い知らせてやらなくては、我々は死んでも死に切れないんだ。

(そうだ)

もう一度福島を見捨てるのか? 我々国民は福島を見捨てるのか!

(見捨てない)

私たち国民が今度何をするのか。原発反対行動は、このままではいけないんだ。なんとしてでも私たちは政治のちからでこの国を変えていく、その私たちの志がこの「国民の生活が第一」という旗、こんな政党はもうないんだよ

こんな政党はもうなくなってしまった。

しかし私たちはこの当たり前のことを、当たり前のことをスローガンにしていき、私たちは国民の生活が第一という当たり前の、当たり前の気持ちを持ち続けたものが、真の政治をつかさどるものである、そうでなければならないんだ!

だから今、この場で私たちはこの原発反対行動を、原発反対運動を今後も続けていく。ただ、このまま続けていくだけでなく我々の生活の中で、毎日の日常の生活の中で皆さん一人々がこころにとめて、本当にこの国が私たちを助けてくれるのかどうか、この国会が私たちの命を助けてくれるかどうか、みなさん今度の選挙までにしっかりと考えてください!

もう、政党なんかいらないんだ!

(そうだ〜!)

自民党なんかもう政党でもなんでもない! ただの、ただの政治マシーンなんだあれは。選挙マシーンなんだ! アメリカの御用聞きなんだ。

(そだ〜!)

何が保守だ、そんなものは「保守」ではない! 私たちこそが、わたしたち「左翼」と言われた、ここにいる左翼と言われているはずの者たちが、しかし左翼だろうが右翼だろうが関係ない。

国を思う、私たちの子どもたちを思う、私たちの生活を考える、そんな当たり前のことをできなくて私たちはどうやってこれから生きていけばいいんだ。原発反対運動は、ただの遊びではない。

この原発反対運動こそ政治運動にしなければいけないんだ!

(そうだ〜!)

私たちはこの原発反対運動をもって、なんとしても国民の命を救わなくてはいけない。そんな当たり前のことを誰一人口にしなかったから、今回、「原発は安全」なんだとか、「放射能汚染問題などぐだぐだ言うな」とか、そんなバカな連中が毎日毎日マスコミの前に顔を出してくだらね〜事をだらだら垂れ流すような、そんな連中がこの国を牛耳ってしまったんだ!

私たちのちからが足りなかったんだ、それは私たちは自覚しなければいけないんだ。私たちは何としてでもこの原発反対行動そして、国民の命を守ると言う運動を、今後も命懸けで、命懸けで、命懸けで続けていく!

みなさんどうか私たちと共に国民の生活を守る、国民の命を守る、子供たちの未来を守る当たり前の、当たり前の政治を私たちと一緒に実現して行きましょう!

(そうだ〜)

どうかみなさん、わたしたち「政党政治」と言うものに縛られてきてここまでやってきました。もうそんな時代ではないかもしれない。この国は、政党政治に縛られていては、もう本当に国民の命を救えない状況に来ているんです。

みなさんどうか、ひとりひとりが何でもいいんです、選挙に出てもいいんです、デモをやってもいいんです、何をやってもいい。これをやってはいけない、こんな事をやったら恥ずかしい、こんな事をやったら誰かの足を引っ張るんじゃないか、そんな事は思わないで欲しい。この場所に立って、この場所に来ているのであれば、皆さんひとりひとりが表現者なんです。皆さんひとりひとりが国民なんです。

だから勇気を出して皆さんこの場で叫びましょう!

自分たちの声で、自分たちの言葉で、どうか叫んでください。本当にこの国に、原発が必要なんですか!

(いらな〜い!) 

原発は必要ですか?

(いらな〜い!) 

原発反対! 原発反対!) 原発反対! 原発反対!)私たちの命は、私たちで守ります。どうもありがとうございました! 

(ひゅ〜!)(いいぞ!)(がんばれ!) 



後半② 19:35〜25:58

ありがとうございます。しかし原発反対ということをただのキャッチフレーズにする訳でもなく、そこにひとつの大きな問題が隠されていませんか? 何でこんなに日本に原発が造られてしまったのかをどうか皆さんもう一度よく考えていただき、これを止める事が私たちの代の、原発はもう前世代のものですから造られたのは、だから今生きている私たちがそれを止めるというのが当たり前のことではないのでしょうか。

これ当たり前なんですよ止めるというのは、稼動させようとしている人たちが異常なんです。どっちが異常か正常かと言えば、前世代に造られた危険だと思われている活断層だってもうふたつも見つかって、当たり前のように危ないと言っているものを、それをまた覆い隠すという何故そんなことをしなきゃいけないんですか?

危ないものを止めると言うのは当たり前じゃないですか。

それを私は選挙期間中に毎日訴え続けました。選挙期間前にも、このデモだけではなくテント広場においても勉強しておりました。議員になる前からずっとやっていました。

そして豊島区議会議員になってからも放射能汚染問題に取り組んできました。そんな議員ひとりしかいないんですよ! 共産党だってやらないんですよ。

共産党だってやらないんですよ放射能汚染問題については。

子供の給食の内部被曝問題についてなんとか議会で訴えても、共産党でさえそれに賛同しないんですよ、どういうことなんですかこれは一体?

私なんかそのとき「みんなの党」ですよ、みんなの党とかいってみんなバカにしましたけどねぇ、ひとりでやったんですよ。関係ないんですよ政党は。

(そうだ!)

危ない事を危ないという、ダメなものはダメという、そういう当たり前のことを「政党の問題」だとか、それは政党の上がなんか言ってるから言えないとか、そんな奴らは議員の風上にも置けませんよ!

(そうだ〜!)

ひとりひとりの声を届けるのが政治でしょう、そういう人間選ぶのが選挙でしょう。しかしながら今回は我々は選ばれませんでした。その理由はもう明らかです。伝わらなかったんです、私たちの想いが。

これは反省すべき点かも知れませんが、時間をください、時間をください。みなさん、あと一年時間をください。あとこの一年で私たちは、ひとりひとりが政党頼りではない、政党なんていい、ひとりひとりが仲間を作ってこうやって皆さんと繋がり合えば、本当に本当の結果が出ます。

私たちは今回政治ではペーペーでした、だから政党に頼ってしまいました。これが大きな間違いです。ひとりひとり私たちが繋がりあって、そして自分たちがこれだと思える人を議会に送り込んでください。

それは地方議会も国政も変わりません。地方選挙もあるでしょう皆さん、地方選挙だって大事なんですよ。今いちばん多い地方議会の政党はどこだと思いますか皆さん。公明党ですよ。

日本全国でいちばんは公明党です。

公明党だけが頑張って原発を止めてくれますか? でも自民党と連立しちゃいましたよ、そのへんもみなさん良く考えて地元の公明党の方に言って、それで二番目が共産党です。地方議会で二番目に多いのは共産党です。共産党の皆さんにも地元の子供たちの命を救い出すように、皆さん言ってやって下さいよ! 

(そうだ〜)

そして何より地方議会では、自民党が、そんなに多くもないのに自民党が国政に行ってしまった。これはやっぱり原発を稼動していいという、原発がないとこの国は守られないんだと言う、そういう人が多いということが間違いないということが分りました。

でもそれは、情報不足かも知れないんですよ。私たちの周りにも、私は子どもが五歳でいます。その五歳のママ友達なんかもみんな何にも知らないんですよ。ただ知らないだけなんです。意地悪でみんな言ってるわけじゃないんです。本当に知らないんです。だってみなさん、情報がテレビとか雑誌とか新聞しかないんですよ。新聞とか本当の事伝えていますか?

(伝えていな〜い!)

メディアが、マスメディアが本当の事を伝えていますか?

(伝えていない!)

伝えていないでしょう?

だから私たちはせめてここに来ている皆さんが、いま真壁さんが皆さんに言ったように、こちら池袋デモの主催者です。この方が言ったように、ひとりひとりが本当に新聞やマスメディアの情報が正しいかどうかを、ひとりひとりがもう一度皆さんがお友達と確認をしてもらって、じゃあ本当の情報って何かって言ったときに、きちんとした情報がいっぱいあるじゃないですか。

ネットのなかでもウソ情報がありますけど、それを私たちが探し出して伝え合うと言う、そういう仕事をしましょう。それだって立派な仕事です!

(そうだ!)

私たちはそれを、真の情報を皆さんに分りやすく、分りやすく伝えていく、それが足りなかった。それを反省すべく、この場でこの場をお借りして、皆さん方と確かめ合いたかったのは、私たちがこれからどうやってこの国を、この国大きすぎます。隣の人、その隣の人を一緒に仲間に引き入れてくるか、それを皆さんで考えて行きたいと思います。

私はいまもう公職にはおりません

だから一市民として皆さん方と共に活動していきます。どうかツイッターとかブログでいつでもお声かけて下さい。それでは本当に今日は寒い中、足を止めていただいて本当にありがとうございました。わたくし、橋本久美と申します。どうも本当に今日はありがとうございました〜!

(いいぞ〜) 


最後まで拝読していただきありがとうございました。

執筆責任者 片田清志 @katadakiyoshi