いわき市双葉町仮役場への訪問

いわき市双葉町仮役場への訪問




福島県いわき市双葉町役場に到着。これより双葉町議会の傍聴。本日は一般質問5人。議員質問内容は、旧騎西高校の避難所や町民の避難生活と今後のコミュニティーをどうするか、そして原子力行政と町民の賠償の対応についてがほとんど。傍聴席は満席。 pic.twitter.com/XNxq6YCCek via Twitter for Android
http://twitter.com/hashimotokumi/status/380483102247632897/photo/1http://pbs.twimg.com/media/BUe_XZDCIAEGcLv.jpg:thumb.
2013.09.19 09:06

双葉町議会終了後、伊澤史朗町長と会談。自治体として転々とさせられてしまっている双葉町の現状を伺う。安倍首相のオリンピック発言はショックをうけたと。国も東電も町民を大事に思っていない、町民の苦しみを知ってもらいたいと、訴えられた。 p.twipple.jp/BlPtj via ついっぷる for Android
http://p.twipple.jp/BlPtjhttp://p.twpl.jp/show/thumb/BlPtj.
2013.09.19 12:49

@sanhama 「今日安倍首相がいわき市近くまで来ているのなら、双葉町役場に来てもらいたかった」と町長さんがガッカリされていました。 via Twitter for Android
2013.09.19 14:59

福島県いわき市より車で帰京。赤羽駅で解散。本日の双葉町議会傍聴メンバーは、「(社)福祉相談支援センター東日本大震災支援事業所」代表矢野氏、副代表稲井氏・辻井ゆりかりん氏、事務局長橋本の4人。伊澤町長と会談もでき、実のある視察であった。双葉町を忘れられた自治体にしてはならない。 via Twitter for Android
2013.09.19 16:55

私にとっては久々の議会だった。双葉町議会の特筆すべきは、一般質問が「対面一問一答式」であったこと。私がいた豊島区議会のように一人の議員が1時間近く質問書をダラダラ読むのではなく、行政側と活発な質疑をやれる。これはどこの議会も取り入れるべきだと実感。 via Twitter for Android
2013.09.19 20:04

本日の双葉町議会。事故から2年6ヶ月たった今でも避難所が存在し、自治体も居場所が定まらない。議員も町長や役場も一丸となって避難している町民を守るための施策を講じていた。「我々は好きで避難しているわけじゃない」「原発は国策だった」「国と東電に強く要請しなければダメだ」と議員達。 via Twitter for Android
2013.09.19 22:11

そして伊澤町長との会談の内容。「我々双葉町民は2年6ヶ月たっても先行きが見えない。賠償も進まない。東電も不誠実。国も具体的政策もない。このまま町民が忘れられてしまうのが怖い…」また「今日安倍首相が福島に視察に来ているのであれば、せめて双葉町役場いわき市事務所に来てほしかった」と。 via Twitter for Android
2013.09.19 22:18

さらに伊澤町長は、オリンピック招致プレゼンの安倍首相の「汚染水ブロック」発言に対して、「ブロックなんか出来ないのにオリンピック招致の為にそんな嘘を言うとは残念だ」と、不信感を顕わにした。 via Twitter for Android
2013.09.19 22:30

現在の双葉町は、制度に阻まれてコミュニティの存続が厳しくなってきた。議員の中から「特区を!」という声があがっている。このままでは町民はバラバラになってしまう。好きで逃げているわけではないのだ。 via Twitter for Android
2013.09.19 22:44


(社)福祉相談支援センター東日本大震災支援事業所 
代表・矢野健一郎


皆様
事前にお知らせお誘いしましたように双葉町議会傍聴に19日、稲井、辻井、橋本、矢野がいわき市双葉町仮庁舎へ伺い、同時に議長への表敬訪問、町長及び副町長と秘書課長との会談、以前より幾度かの対話があった現福祉保険課長との挨拶を行って来ました。

アンケートと同等と思われる被災者からの聞き取りは加須の避難所で先週実施、県町国、東電の対応への不充分さ、実際の生活上の困難などを伺いました。その上で議会での町民の方々の代表、代議員である議員、町長の町民保護と町民からの要望をどのように反映しお考えなのか。今回の議会、町訪問である程度の理解は出来事た事を報告致します。

議会での一般質問へ立った議員、それへの答弁する町長、議長の議会運営の実際、役人の実務上の説明など、自身らも被災民であるが故に真摯に町民の今と将来を考えて実務に当たっている事は我ら訪問者にも明らかでした。

具体的には何れの議員も町側も、
1、住宅
1、老齢者の介護の問題、
1、子供の教育問題(町立学校再開など)
1、コミュニティの意思疎通合意形成、
1、国東電との補償問題、ADR(訴訟外の紛争解決、妥結)の公平性、
1、県内外の避難者による福祉、町の行政サービスの差が有ってはならない事(県内帰還と否に関わらず)、
1、核廃棄物の中間保存設備の問題、 5、6号機の廃炉問題
1、避難所の問題
1、仮の町構想、県内外に関わらず
1、国、県、東電への要求、要請
1、双葉郡7自治体での共同と分担での被災者救済対応等々に関し議会での相互確認、合意形成を努力されています。

また、議会中も閉会後の我らとの会談時も町長は平時での原子力災害基本法と協定での対応と緊急対応のみでは不充分であり、新たな立法が必要ではないかと見解を述べられていました。

同時に埼玉スーパーアリーナ避難時でのいわき市への町役場移転時での世間の注目と手助けに感謝されつつも双葉町、町民は他の国民から忘れられているのではないか。国による棄民である、国の県の東電の誠意ない対応、文章での返答がないなど議員も町長も危機意識を共有されている様子。

ちょうど総理の福一視察と同じ日でもあり、橋本事務局長のツイッターでも町長の思いは発信されていますが、個人差は町民間でもあれど何れにしても議会と町側は可能な限り町民一人一人の実状に会った対応をしたいと発言。(充分とは何れも考えてはいないようですが。)

町民と町議、町側の思いと実際の乖離は無いはずはありませんが

上記の議会での内容は議会の議事録に載る公式な見解であり、我らは彼ら町民の思いに寄り添い生活正常化、再建に町と町民の思いを政治解決するべく、粛々かつ堂々と国家行政、立法府へのロビーも行います。

全ての公党は被災民救済に反対する理由は本来なく、超党派で取り組む事が責務であり是であるはずです。伊澤町長もそれを望まれています。



執筆責任者 片田清志 @katadakiyoshi