「女性手帳」への疑問と苦言

女性手帳」への疑問と苦言




これは少子化政策なのか女子教育なのか不妊治療指導なのか、「女性」でひとくくりにしようとしすぎ→ 人生設計考えて…妊娠いつする? 10代から「女性手帳」導入へ(産経新聞 - Y!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130505-… via Tweet Button
2013.05.06 03:22


人生設計考えて…妊娠いつする? 10代から「女性手帳」導入へ
産経新聞 5月5日(日)7時55分配信

政府が、女性を対象に10代から身体のメカニズムや将来設計について啓発する「女性手帳」(仮称)の導入を検討していることが4日、分かった。医学的に30代前半までの妊娠・出産が望ましいことなどを周知し「晩婚・晩産」に歯止めをかける狙いだ。6月に発表する「骨太の方針」に盛り込む方向で調整している。

政府は少子化対策として産休や育休を取りやすくする制度改正、子育て世帯中心の施策を優先してきたが、晩婚・晩産化対策も必須と判断した。安倍晋三内閣はこれを重点政策に位置づけており、骨太の方針に反映させた上で、来年度予算に調査費などを計上したい考え。

内閣府の「少子化危機突破タスクフォース」(議長・森雅子少子化担当相)は妊娠判明時点で自治体が女性に配布する「母子健康手帳」よりも、早い段階からの「女性手帳」の導入が効果的とする見解を近く取りまとめる。子宮頸(けい)がん予防ワクチンを接種する10代前半時点や、20歳の子宮がん検診受診時点での一斉配布を想定している。

医学的に妊娠・出産には適齢期(25〜35歳前後)があるとされる。加齢に伴って卵子が老化し、30代後半からは妊娠しにくくなったり、不妊治療の効果が得られにくくなることも明らかになっているが、学校教育で取り上げられていない。

女性手帳では、30歳半ばまでの妊娠・出産を推奨し、結婚や出産を人生設計の中に組み込む重要性を指摘する。ただ、個人の選択もあるため、啓発レベルにとどめる。内閣府はまた、経済事情などを理由に結婚に踏み切れない状況の改善にも取り組む方針で、新婚夫婦への大胆な財政支援に乗り出す。日本産科婦人科学会の生殖補助医療(高度不妊治療など)の年齢別結果(平成22年)によると、35歳前後で20%台前半だった妊娠率は40歳で15%を下回った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130505-00000056-san-pol


政府が導入を検討する「女性手帳」に悩んでしまった。就寝前に気になって調べたが結局よくわからない。気になって眠れない。この啓発事業の目的はなんなのか?少子化、教育、不妊、就労など「女性」という用語でひとくくりにする問題なのだろうか。 via web
2013.05.06 03:39



まず妊娠は女性一人ではできない。それぐらいは政府の皆さんはわかっていると思う。「女性手帳」が妊娠出産計画啓発本だとすれば、女性だけが知っていたりやる気になっていたりしても意味ないのではないだろうか?パートナーとなる男性たちの啓発は必要ないのだろうか。 via web
2013.05.06 03:50

女性手帳」の問題点は何を女性に啓発したいのかがわかりづらいところだ。不妊治療についての方法やリスクについてならば、なおさら女性だけをターゲットにするのはおかしい。そもそも何故不妊に悩むのか個々のケースをきちんと調査分析すれば、決して女性だけの問題ではないことがわかるだろう。 via web
2013.05.06 04:16

女性の人生設計の啓発が「女性手帳」の目的ならば、これは女子教育に関することで女子高等教育の時期が課題となるだろう。大学院にいけば通常より結婚出産は遅れ、そして大卒で就職しても5年ぐらいでいわゆる出産適齢期がくるのであれば、女子教育はどうあるべきなのかという大変大きな課題となる。 via web
2013.05.06 04:26

学業・就労(女性の社会進出)、結婚・妊娠・出産・子育て(少子化問題)、すべて国力に関連する。これらすべて「女性手帳」という名の下で女性の課題とされてしまうことに私は危惧する。あたりまえだが、男女がいて社会は成り立っている。そこを分けて政策を検討することに違和感をおぼえた。 via web
2013.05.06 04:55




執筆責任者 片田清志 @katadakiyoshi